ビーズ刺繍初心者さん必見!最初に揃えたいオススメグッズ(前編)/ iridare embroidery
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ビーズ刺繍初心者さん必見!最初に揃えたいオススメグッズ(前編)



「ビーズ刺繍は気になるけれど、何から始めたらいいのかわからない・・・」そんなビーズ刺繍初心者さんに、私自身が愛用しているオススメグッズをご紹介させていただきます。

使いやすい道具を揃えるのは、楽しい刺繍時間を過ごすための第一歩!ぜひ参考になさってください。



1.ビーズ刺繍で使用する針は?

手芸屋さんに行くと針の種類の多さにクラッとしたことがある方もいらっしゃるかもしれません。一見すると同じように見える針もそれぞれに特徴があって、奥深い「針」の世界。本当にたくさんの種類があって、どれを使用したらいいのかわからないと質問をいただくことも多いです。

一般的には「ビーズ針」と呼ばれるビーズ刺繍やビーズステッチ用の針を使用することが多いようですが、私はほぼ使用しません(キッパリ!)。小さなビーズでもきちんと針が通るように作られたビーズ針は、針穴がとても細く拡大鏡が手放せなくなった老眼には、糸を通すことも容易ではなく・・・昔ながらの糸通しがようやく通ってホッとして力強く糸を引いた次の瞬間、あっけなく針穴が折れてしまうこともしばしば(涙)。同じ経験をされた方もいらっしゃるのではないでしょうか。



そこで私が使用するのが「薄地用手縫い針9号」です。針の長さは短いものと長いものとありますが、そこは使いやすいものをお選びいただいて大丈夫。肝心なのは針の太さと針穴の形状です。

9号は特小ビーズと呼ばれる約1.5mmのビーズも通りますし、何と言っても後述する糸通しが使用できるので、小さな針穴でもストレスフリー!いつでも気兼ねなく針から糸を抜くことができるのです←コレ実はとっても大切で、ちょっとしたトラブルがあったときに潔く針から糸を抜いて戻ることができると、仕上がりがワンランクアップします。糸を通すのが面倒だなと感じている方はぜひ、ビーズ針ではなく9号の手縫い針を試してみてください。

但し、9号の針でも通らないビーズがごくごくまれにあるのも事実。そんな時のために0.35mmのビーズ針を揃えておくとほぼ困ることはないでしょう。ビーズ針を使用の際には優しく扱いましょう。



2.ビーズ刺繍で使用する糸は?

針以上に種類も豊富な糸の世界!世の中にはたくさんの魅力的な糸で溢れています。ビーズ刺繍ではフランスのオートクチュールでも使用される「フィラガン」が有名ですが、まだまだ手に入りにくいのと、お値段も同じ太さのミシン糸と比較すると割高なのが実情です。もちろんその分、細くても強度があり針通りも滑らかですが、個人的にはシャッペミシン糸をオススメします。手芸屋さんならどこでも手に入る手軽さと、カラーバリエーション、糸の強度や太さも豊富です。普通にビーズ刺繍をするときには普通地用の60番が強度・太さともに良いでしょう。色は刺繍する生地やビーズ・スパンコールに合わせて選ぶことが一般的ですが、あえて異なる色の糸を使うことで雰囲気も変わるので、好きな色に加え、白・黒・透明を揃えておくと便利です。また、前項で紹介した0.35mmのビーズ針を使用する際には90番以降の薄地用糸を使用しましょう。




3.糸通しのストレスから解放してくれる魔法の道具

さぁ、針と糸が揃ったけれど、針穴がめちゃくちゃ小さくて糸を通すのも一苦労なんですけど・・・という私のような悩みをおもちの方にも朗報です!なんとワンタッチで魔法のように糸を通してくれる糸通しがあることをご存知でしょうか。個人的には「自動糸通し」と呼んでいる魔法の道具、正式名称は「デスクスレダー」と言うそうです。(写真上部)

メーカーによって形は少しずつ異なりますが、基本的な使い方は同じ。①穴に針穴を下にして入れる ②溝に糸を渡す ③ボタンをポン!すると・・・なんということでしょう!針に糸が通っているではありませんか~(パチパチパチ)

教室でも大人気のコチラ、今なら2000円弱で手に入るんです!老眼には罰ゲームのような糸通しもコレでオサラバ!

ちょっと針から糸を抜いて戻る作業も、ドンとこい!です。


4.ハサミの使い分けでワンランクアップ



最後は手芸の必需品「ハサミ」です。ハサミはメーカーによってデザイン、切れ味様々。糸をカットするだけのためなら100均のハサミでも十分ですが、細かいデザインをカットする際には、先端が尖った切れ味鋭いハサミと、100均のそれとは出来栄えも異なります。アクセサリーなど小さな作品を作りたい方は、細かいものを綺麗にカットできるハサミを1本そろえておきましょう。

私が愛用しているのはヘンケルス(ドイツ)の11cm手芸用ハサミ、美鈴(日本)の16cmクラフトハサミ、クローバー(日本)のカットワークハサミなどです。他にも刃の擦れ合う音が好きな昔ながらのクローバーの糸切ハサミ(日本)や、気分をあげたいときのSAJOUのハサミ(フランス)など、その時々によって使い分けています。

皆さんもぜひお気に入りの1本を探してみてはいかがでしょうか。



使う道具で仕上がりも変わる

今回はビーズ刺繍を始めるときに欠かせない道具類のオススメをご紹介させていただきました。針・糸・ハサミは選び方で作品の仕上がりも変わってくるので、最初に拘りたいところです。後編では図案を写す際に使用するチャコや、その他あると便利な道具類をご紹介していきたいと思いますのでお楽しみに。

その他、ビーズ刺繍に関する疑問・質問等ございましたら、お気軽にご連絡ください。



自分で選んで購入するのは面倒という方に、針や糸もセットになったスターターキットもご用意しています。

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上記キットを使用したオンラインレッスン予約も随時受付中です。



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