アリワークとリュネビル刺繍の違い
更新日:2月21日

リュネビル、アリワークの違い
ここ最近のハンドメイドブームと、École Lesageなど刺繍学校のカリキュラムの充実、リュネヴィル刺繍への注目に伴い、手軽に専用器材も手に入るようになり、アリワークレッスンへのお問合せも一昔前と比べるとたくさんいただくようになりました。
リュネヴィル・アリワークとも ・刺繍枠に生地を張り
・専用のかぎ針を使い
・両手で刺繍する
ところは同じですが
大きな違いが2つ
【1つめ】
リュネヴィルは
予め糸にビーズ・スパンコールを通しそれを手繰り寄せながら刺繍するのに対し
アリワークは
針にビーズ・スパンコールを通して糸に落としながら刺繍します。
【2つめ】
リュネヴィルは 刺繍枠の裏面に刺繍が仕上がり アリワークは 刺繍枠の表面に刺繍が仕上がります。 そのため
リュネヴィルは 予め糸に通す一手間がありますが、ビーズの大きさに関わらず刺繍することができるのに対し アリワークは 自由に素材を変えることが容易にできますが、ビーズの大きさによって針を使い分けたり、極小ビーズは通しづらいこともあります。
お勧めの技法とは?
リュネビルとアリワークの違いについて語ってきましたが、忘れてはいけないビーズ刺繍の技法の一つ「ニードルワーク」があります。いわゆる刺繍針を使ったニードルワークは手軽で万能!どこでもどんなものにも刺繍できます。
リュネビルやアリワークは習得までにある程度お時間がかかることが多いのに対し、初めての方にも比較的形にしやすいといった特徴があります。(それでも、美しいラインを出すにはそれなりの練習が必要ということは付け加えさせていただきます。)
私自身は作品によりアリワークとニードルワークを使いわけることが多く、大きな作品ほどアリワークを多用します。どのテクニックも一長一短あり、リュネビルやアリワークは専用の器材も必要となりますので、先ずはそれぞれ体験されてご自身のお好みで選択されることをお勧めします。 恵比寿・鎌倉教室ともにアリワークの体験レッスンも随時受付ておりますので お気軽にお問い合わせ下さい。