top of page

ユニクロセーターをビーズ刺繍アレンジでワンランクアップ!ニット刺繍のポイントまとめ

執筆者の写真: yoko minesimayoko minesima

毎年大人気のUNIQLO x ANYA HINDMARCHコラボ商品。その人気は年々加熱し、オシャレ感度高い人が集まる都内店舗では販売から数日で完売したとか!また、昨年末ご近所の飲食店での忘年会にコラボセーターを着てお邪魔したところ「私も持ってます」と何人かに声をかけられたり、教室でも「アニヤですね!?」と触れていただいたりしたことも(笑)

同じものを好きという共通点は一気に人と人とを繋ぎ、距離を近くしてくれます。そんな時に「コレ自分でデコったの」なんて見せたら、更に盛り上がること間違いなし!? たった一粒のビーズが、会話の糸口を作ってくれるかもしれません。

そこで今回はセーターに簡単&綺麗にビーズでデコるコツをお伝えしたいと思います。


セーター

【ニット刺繍における素材の選び方】

ご存知の通りニット素材は伸びやすく型崩れしやすい素材。生地に負荷がかかるほどの重い素材、大きなパーツは向きません。また、お手入れなどを考慮すると色落ちしやすい素材も避けた方が良いでしょう。今回使用したパールは100均のメタクリルスチレン製でとても軽いものです(*1参照)。軽い分、お洗濯などによる劣化も早いですが、1シーズン楽しむには十分と思います。

最近ではウォッシャブルと明記されたビーズやスパンコールもありますので、色落ちが心配な方はそういった素材を選ぶと安心です。但し、その場合も商品の取り扱いに明記された注意事項に留意しましょう。


<4mmパール 1粒当り素材別重量>*1

・淡水パール 約0.09g

・樹脂パール 約0.04g

・メタクリルスチレン 約0.02g



【刺繍デザインの選び方】

前述の通り、型崩れしやすいニット素材は、ビーズなど重みのある素材をたくさん刺繍するのには不向きです。直接刺繍する場合は、ワンポイント程度のデザインを選ぶと良いでしょう。1粒ついているだけでも意外とかわいいものです。スパンコールは軽いため市販のセーターに刺繍されている商品もよく見かけますが、ビーズより繊細で割れやすくお手入れは難しいことを考慮しましょう。

大きなモチーフを刺繍したい場合は、他の生地に刺繍を施し、その生地をニットに縫い留めることをオススメします。刺繍しやすく型崩れしにくいのはもちろん、飽きてしまったりセーターにダメージができてしまった場合にも、解いて再利用することも可能です。



【UNIQLO x ANYA HINDMARCHセータープチアレンジ】

では、実際に刺繍してみましょう!


UNIQLO x ANYA HINDMARCH セーターをビーズでプチアレンジ

【材料】

・4mmパール

・シルバー特小ビーズ(1.5mm)

・白糸(ミシン糸60番など)

・ビーズが通る針(薄地用手縫い針9号など)

・ハサミ


【作り方】

  1. 糸を半分に折って針に通し、輪になっている方を長くしておきます。

  2. ニットに針を通して輪の中を通します。(玉止め代わり)

  3. パールをひろい、パールの幅で針を裏面に落とします。

  4. しっかり玉止めをします。

  5. 刺繍の裏糸に絡めるように針を通し糸をカットします。

  6. 同様に袖口にシルバーのビーズも刺繍します。


    セーターのような生地は玉止めが抜けてしまうことがあるため、1~2のように玉止め代わりに糸を通して刺し始めます。刺し終わりは刺繍の目や生地を少しすってから糸をカットすることで、玉止めが内側に入り裏面も綺麗に仕上がります。

 

最後に

たった1粒、されど1粒。ふとした時にビーズがキラリと光るだけで、気分もキラリと上がります。ちょっとしたアレンジであれば、あっという間にできますし、飽きたらすぐに外すことも可能です。今回はニットデザインを活かしてアレンジしてみましたが、無地のニットでも応用できますので、刺しはじめと刺し終わりのポイントに留意してチャレンジしてみてください。

デザインや素材選びに迷ったら、レッスンでもアドバイスさせていただきます。お気軽にお問合せ下さい。








閲覧数:85回0件のコメント

最新記事

すべて表示

Comments


bottom of page