フランス刺繍とはココが違う!ビーズ刺繍ならではの作品を美しく仕上げるポイント3つ
- yoko minesima

- 2025年12月24日
- 読了時間: 4分
素材の組み合わせで変化をつけるビーズ刺繍のステッチは、比較的シンプルです。ですが「綺麗なラインがでない」「ビーズの穴が上を向いて不揃い」「ビーズやスパンコールなど素材がぐらつく」など思った通りの作品に仕上がらないと悩まれている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
フランス刺繍にクロスステッチ、日本刺繍にリボン刺繍など、刺繍には様々な技法がありますが、糸でビーズやスパンコールなど異素材を刺繍するビーズ刺繍は、他の刺繍技法と異なる点がいくつかあります。
今回は初心者さんはもちろん、刺繍経験者さんにも気を付けてほしいビーズ刺繍ならでのポイントをお伝えします。

ポイント① 糸の引き
一般的にフランス刺繍やリボン刺繍などは、糸やリボンをふんわり刺繍するよう引きすぎない方が美しいとされています。一方、ビーズ刺繍はやや強めにしっかり糸を引くことが、作品を綺麗に仕上げる1番のポイントと言っても過言ではないほど糸の引きが重要です。特にビーズは意外と重いです。糸がしっかり引けていない=(イコール)ビーズがグラつき、ラインもガタつく要因となります。これまであまり糸の引き具合に意識を向けていなかった方は、下記ポイントをぜひ意識してみてください。
糸は強めにしっかり引く
糸を引く際には糸を短く持ち、毎回一定の力で引く
しっかり引いた糸はゆるまないよう指で押さえる
ポイント② 玉どめ
フランス刺繍などでは刺し始めと刺し終わりの糸は、玉どめせずに縫い目に絡めて処理をすることが多いですが、ビーズ刺繍はしっかり玉どめするのが基本です。刺しはじめの糸がしっかり止まっていないと、糸を強くひくことができませんし、最後の玉どめが緩いとビーズがぐらつく要因となります。そのため、最初の玉どめは強く引いても生地から抜けたりすることがないよう大き目の玉どめを、最後の玉どめも同様にしっかり玉どめを作るとともに、玉どめが浮かないよう注意することが大切です。
たかが玉どめ、されど玉どめ。綺麗な玉どめを作ることができるようになると、作品もワンランクアップします。ぜひ刺繍の裏面にも気を配ってみてください。
刺しはじめと刺し終わりはしっかり玉どめを作る
最初の玉どめは抜けないよう、糸を5回ほど巻いて大き目に作る
最後の玉どめは浮かないように、玉どめの下の生地をすくってから糸をカットする
ポイント③ 針幅
最後のポイントは刺繍する際の針幅です。ビーズやスパンコールなどの素材の幅ピッタリで針を出し入れするのがビーズ刺繍の基本です。とてもシンプルなステッチですが、針幅がビーズより長ければビーズがグラつきますし、ビーズより針幅が短いとビーズの穴が上を向き糸が見えてしまいます。なんとなくで針を出し入れするのではなく、ビーズの幅やスパンコールの幅でしっかり針を出し入れすることを意識すると、ビーズやスパンコール本来の美しさを引き出すことができます。どうしたらうまく針幅が決まるか、ちょっと考えながら刺してみてください。きっと作品の出来がワンランクアップしますよ!
糸と生地をしっかり張るように持つ
ビーズやスパンコールは極力手で押さえない
ビーズ、スパンコールの幅で針を出し入れする
最後に
今回はビーズ刺繍ならではの作品を綺麗に仕上げるポイントをお伝えしました。シンプルなステッチだからこそ、ポイントを押さえて刺繍するのとしないのとでは、仕上がりに差が出ます。実際にはこのポイントを押さえるため、生地や針の持ち方など手の使い方にも工夫が必要です。但し、手の大きさや握力には個人差があり、ここでは割愛させていただきました。正解もありませんので、ポイントを意識しながらご自身のやりやすいやり方を研究してみてください。
対面レッスンではこの3つのポイントを抑えるための手の使い方や針の持ち方等、皆さんの癖を見ながらアドバイスもさせていただきます。1回から参加いただけますので、お気軽にお問合せください。





コメント