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執筆者の写真yoko minesima

ビーズ刺繍の刺し方に正解はない!?「自己流」のすゝめ

更新日:2023年10月10日

「これまで自己流で刺繍してきたのです・・・」

レッスンに初めて参加された生徒さんがよく口にされるフレーズの一つです。


「自己流」いいですね!

正直私はいつもそう思っています。


もちろん、自己流でビーズ刺繍をされていて何かしら課題や疑問があってレッスンにご参加いただいたと思うので、そこは解決すべくアドバイスさせていただきますが、それは決して「そうしなくちゃいけない」ことでもなければ、「そうすべき」ことでもなく、あくまで「試してみてください」ということです。


刺繍

一流選手に見る自己流

今年はWBCにバスケット、バレーボールにラグビー、水泳、etc・・・スポーツが熱い年で、ご覧になっている方も多いのではないでしょうか。一流アスリートの試合を見ていて、疑問に思うことはありませんか?

そう、同じ競技、同じ役割を担う選手一人ひとりフォームや体の使い方が全く異なります。超一流の選手は皆、自分の身体のバランスから最も自分に合ったフォームを作り上げていくわけです。単純に強い人、うまい人、成功率のの高い人のフォームをコピーしたからといって、勝率が上がるということではないのです。


刺繍での自己流の見つけ方

このようにスポーツの世界では当たり前に行われている体格や特徴によるフォームの違いは、手芸においても同じと私は考えています。

ちょっとした針の落としどころや、糸の引き具合で仕上がりが変わるビーズ刺繍。どうも上手くいかないなというときには、時に他人のやり方を観察して真似てみたり、使用する道具や材料を変えてみたり、いろいろ試しながら自分なりにその時のベストを探していきます。

ビーズ刺繍では利き手(針を持つ手)の使い方はもちろんですが、利き手じゃない方の手の使い方や、刺繍する際の姿勢も整うと、美しい仕上がりになっていきます。少しだけ注意をいつもと違うところに向けてみるだけで、意外と仕上がりがかわりますので、ぜひ試してみてください。


最後に

ビーズ刺繍は同じ作品においても、惹かれるポイントは人それぞれ。自分が心躍るものを目指して作品作りを楽しんでいただければ、それが正解と思うのです。


バンザイ!自己流!

好きな作品を自分流に作る楽しさをぜひ味わってくださいね。






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