唐突ですが、皆さま刺繍針のお手入れはされていますか?
私は師走になると、とにかくアチコチ綺麗にしたくなてくるようで、仕事道具もその一つ。とりわけ「針」は相棒ですから、毎年この時期にお手入れするのが恒例行事となっています。
とは言え、普段から使用しているものは特別なことをすることもないのですが、仕事柄たくさんの針やピンクッションを使用するため、時には1年間使われないままになっていた針がやさぐれていることも・・・パッと見ではわからない錆びなどもあるので、たくさんお持ちの方は年に一度感謝を込めてお手入れしてみてはいかがでしょうか。
市販の針磨きを使用するのもオススメですが、身近なものでもお手入れできますので、参考にしてみてください。
【準備するもの】
・貴金属磨き用クロス
・アルミホイル
・ハンドクリーム
・ティッシュペーパー
【お手入れ方法】
①クロスで針を磨きます。この時クロスを手に持って磨くと、誤って針を手に刺してしまったりすることがあります
(経験談(笑))ので、クロスをテーブルなどに置いて針を当てる用にして磨くと安心です。
②①でひっかりを感じたりクロスが汚れる場合は、アルミホイルを使用します。クシャクシャにしたアルミホイルを下に置き針を当てながらごしごし磨きます。この時力の入れすぎると、針が折れてしますことがあります(経験談(笑))のでご注意ください。最後にクロスでふき取り、ゴミなどを取り除きます。
③最後にティッシュにハンドクリームなど油分のあるものを含ませ針をふき取ります。
写真はアリワーク針のお手入れビフォーアフター。糸巻の針は糊で錆びていることが多いので、アルミホイルでごしごしします。しつこいようですが、アルミホイルは下に置いて、手を刺さないようご注意下さい。巻物は何でも大丈夫、以前はお気に入りの生地を細くカットして巻いたりもしていましたが、今回は太目のレース糸を使用しました。
道具類が綺麗に使いやすくなると、刺繍熱も盛り上がります!時にはお手入れして長くお付き合いしていきましょう。
ビーズ刺繍に関する疑問・質問等ございましたら、お気軽にご連絡ください。
Commenti